新年度になり4月1日には多くの会社で入社式が行われたことと思います。
そして当月分当月払いの会社の場合、今月中に初任給がもらえます。(当月分を翌月払う場合には、4月は給料の振込はないので、勤め先がどのような支給方法になっているか要確認です。)
初任給をもらったのは20年以上前ですが、いい機会なので初任給の金額を確認してみました。
さすがに給与明細は残っていないので、通帳で初任給の振込額を見てみると183,861円でした。額面は基本給が19万円に地域手当が2万円の計21万円位だったと記憶しています。
最近でも大卒の初任給は21万円位らしいので、20年間ほぼ変わっていませんね。
初任給からは所得税、健康保険料、厚生年金、雇用保険料、組合費等が控除されたと思うのですが、その割には振込額が少し多いので、定期代の月割分も支給されたかもしれません。
給与明細をもらったら、振込額だけを気にするのではなく、どのような項目でいくら控除されているのかを確認した方がいいです。
主な控除項目はこんな感じでしょうか。
所得税:(参考)給与所得の源泉税額表
健康保険:標準報酬月額×保険料率(組合によります。)
厚生年金:標準報酬月額×保険料率(9.15%(厚生年金基金加入員以外))
雇用保険:各月の支給額×保険料率(一般の会社は3/1000)
また、初任給では控除されませんが、今後引かれる項目には以下があります。
介護保険:40歳以降控除。
住民税:2年目の6月から控除。
ちなみに2年目の昇給額が低いと、住民税を引かれたら手取りが1年目より減る場合もあるので、年末調整後に源泉徴収票をもらったら、住民税計算サイトでシュミレーションしてみてもいいと思います。
まずは会社や仕事に慣れるのが第一ですが、初任給をもらうのを機に、お金に関する知識も少しずつ増やしていけるといいですね。