厚生労働省が、2023年の国内出生数の速報値を発表しました。その発表によると、2023年の国内出生数は75万8631人で過去最少となりました。またこの結果により過去最少を8年連続で記録したとのことです。
出生数に影響する2023年の婚姻件数は、48万9281組で、90年ぶりに50万組を下回ったそうです。
一方、2023年の死亡者数は、159万503人で3年連続の増加となり、過去最多を更新しました。その結果、死亡者数から出生数を引いた減少数は83万1872人と過去最大の減少数となりました。ちなみに83万人は、山梨県の人口81万人(2023年1月1日現在)とほぼ同じくらいですので、1年で山梨県が消滅するほどのインパクトがあります。