やる気なし雑談日記

何事も中途半端な40代が、日々気になることを書いていきます。

金融リテラシー検定

 三井住友フィナンシャルグループ傘下で消費者金融プロミスを手掛けるSMBCコンシューマーファイナンスが、一般社団法人金融財政事情研究会と協力して金融の基礎知識習得を目的とした「金融リテラシー検定」を始めるようです。SMBCコンシューマーファイナンスのHPの説明によると、人生100年時代を踏まえ、早い段階での金融教育による「計画的な資産形成や金融トラブルの回避等、生活のなかで実用的に活かせる金融知識(金融リテラシー)」の習得を目的とした検定とのことです。

試験概要

試験開始:2023年4月~
受験対象:高校生、大学生、新社会人
受験料:3300円
試験方式:インターネット試験(IBT方式)
出題形式:50問(正誤問題と択一問題の合計)
出題内容:契約や法律の知識、クレジットカードなどの使用時の注意点、
     経済の基礎知識など

金融教育の重要性

 日本人は金融リテラシーが低いと言われて久しいですが、高校の学習指導要領が改定され、2022年4月より金融教育が必修となっています。また、成年年齢の引き下げや政府が掲げた「貯蓄から投資へ」というスローガンによって若年層への金融教育に加速的な動きが見られています。昭和のように預金にお金を預けておけば、高額な利息がもらえていた時代ではなくなり、将来もらえる年金額が減るかもしれない昨今において、金融教育はとても大事になると考えます。

我が家の金融教育

 自分自身は実際に投資をしたり、FPの勉強をしたりと個人的に金融の勉強・実践をしているので、小学生のこどもが興味を持てばいいなと両@リベ大学長著「お金の大学」を渡したら、毎日のように熱心に読みこんでいます。そして投資をしてみたいと言うので、こどもNISAを開設し、微々たる金額(といっても小学生にとっては高額)をこども自身の貯金から拠出させ、投資信託を購入しました。購入した後は全く気にもしていませんが・・・

感想

 自身は40代ですが、親や学校の先生に金融の知識などなく(多分)、金融についてまったく教わってこなかった世代なので、民間の検定とはいえ、このように金融リテラシーを高めるきっかげができるのはとても良いことだと思います。