やる気なし雑談日記

何事も中途半端な40代が、日々気になることを書いていきます。

最低賃金引き上げへ

 2022年度の最低賃金について、厚生労働省の審議会が、物価の上昇等を考慮し、過去最大となる全国平均31円の引き上げを目安とする答申を厚生労働省に行いました。具体的な引き上げ額は、今後各都道府県での議論となりますが、目安どおりとなれば、全国平均で時給961円となるようです。

 31円の引き上げ額が過去最大というのが、凋落している日本の象徴のようですね。 年換算すると、31円✖8時間✖20日✖12ヶ月=59,520円と約6万円給与が増加する感じでしょうか。もちろん増えないよりはいいと思いますが。扶養の範囲内で働いている方は、その分労働時間を短くでき、他のことに使える時間が増えそうですね。 

 自分も約15年前までは時給で働いていた時期があったので、改めてその頃の時給を確認してみました。

 仕事を探す段階で最低賃金は特に気にしていなかったと思いますが、ある程度時給の高いものの中から選んでいたので、グラフで見ると一目瞭然で、自分の時給と最低賃金にかなり開きがあります。ちなみに2002年~2008年は派遣だったので、時給は高いですが、交通費は支給されなかったと思います。2005年に時給が下がったのは、派遣先を変更して、家から近い楽な仕事にしてもらったからです。1999年~2001年は正社員で働いていたためブランクになっています。

 ついついアルバイトや会社員でいると、その会社に雇ってもらっているという感覚になりがちですが、一個人として考えると、会社と雇用契約を結んで、その会社に対して労働力という商品を売っているのと同じなんですよね。

 職場が限られ、最低賃金でしか働く場所がない地域もあるとは思いますが、労働者側がもう少しお金に貪欲になってもいいんじゃないかなと個人的には思います。