ＮＴＴが子会社のＮＴＴドコモの完全子会社化に向けて、株式公開買い付け（ＴＯＢ）を実施すると発表しました。買い付け価格は１株３９００円で、買収額は最大４．３兆円にもなるようです。
８月に配当目的でドコモ株を１００株購入し、その後現菅首相の通話料値下げ発言やドコモ口座問題もあり、株価が値下がりしていたところだったので、まさかのＴＯＢです。
保有している株が公開買い付けの対象になるのは初めてなので、ＴＯＢになった場合の売り方を調べてみました。
ＴＯＢを実施する証券会社に既に口座を持っており、そこでドコモ株を保有していれば、売却手続きは簡単なようです。但し、別の証券会社に保有している場合には、株を移管する手続きが必要となります。さらに、ＴＯＢ実施の証券会社に口座がない場合は、口座を開設したうえで、移管の手続きが必要となります。
今回ＴＯＢを実施するのは、モルガンスタンレー証券ですが、自分はモルガンに口座を持っていないので、この方法をとる場合には口座開設が必要です。
②ＴＯＢに応じず株式市場で売却
ＴＯＢに応じなくても、通常の株式同様に市場で売却もできます。この方法だとＴＯＢを実施する証券会社に口座がなくても売却できるので、手間がかかりません。
今回はこの方法で売却をする予定です。
この方法も取れますが、上場廃止になると売り先が無くなるので、結局ＮＴＴに指定価格で売ることになるようです。
今日のＮＴＴドコモ株の株価はストップ高で３２１３円でした。理論的には３９００円近辺までは値上がりするはずなので、明日の値上がりも楽しみにしたいと思います。
