今年の4月より、子どもが生まれたときに支給される「出産育児一時金」が増額される見込みです。
出産育児一時金の改定案
産科医療補償制度の加算対象となる出産
現行 :40.8万円+加算額1.2万円 総額42万円
改定後:48.8万円+加算額1.2万円 総額50万円
出産費用の現状
公的病院でも50万円を超えている現状からすると、50万円に増額というのも納得の水準です。
出産育児一時金増額分の財源
なお増額分の費用については、2024年4月から75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の見直しによる保険料の増加で、一時金の7%を同制度が負担することになるようです。
8万円の増額で子どもを持とうとなるかはわかりませんが、少子化が急激に進んでいるので、少しでも出産をする家庭の負担が軽減されると良いと思います。