東日本大震災が起こってから10年が経ちました。10年前の3月11日はたまたま東京におらず地震にはあいませんでしたが、10年前を振り返ります。
当時は監査法人に勤めており、3月11日は日帰り出張で福岡へ行っていました。
クライアントの本社経理の人、職場の先輩と3人で福岡へ向かい、クライアントの支店で監査をしていましたが、15時30分頃に部屋へ「地震で大変なことになっている」と支店の方が飛び込んできたため、みんな仕事を中断しテレビを見たところ、津波の映像が流れてきました。
ただ東北地方の映像が多かったため、関東地方でもすごい揺れだったとはこの時は知りませんでした。
支店の方が気を利かせてすぐにホテルを取ってくれましたが、案の定帰りの羽田行の飛行機は欠航になってしまったので、大変助かりました。
夕方に仕事を終えた後、ひとまず福岡空港へチケットの振り替えに向かいましたが、カウンターに長蛇の列ができていて、2時間並び何とか翌日夕方の便に振り替えができました。
日帰り出張だったため泊りの用意がありませんでしたが、空港内のユニクロで肌着・下着・靴下の3点セットを急遽売り出していたので、それを購入しホテルへ向かいました。さすがユニクロ、対応が素早いですね。
当時付き合っていた彼女(現在の妻)に合間で携帯メールを何回か送っていたものの、特に返信がなく少し心配していましたが、夜になってようやく連絡が取れました。
翌日の3月12日は、九州新幹線が鹿児島中央までの全通の日だったため、博多駅前に記念イベント用の仮設ステージが設営されていましたが、イベントというムードではなくなったため、早々にステージの撤去が始まっていました。
飛行機の出発までは時間があったので、とんこつラーメンを食べたり、ぶらぶら街を散策して過ごしました。
最近少し地震が多い気がしますが、地震そのものを避けることはできないので、日々防災を意識して生活することが大切だと改めて感じました。